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妊娠と不妊のしくみ

まず、妊娠が起こるしくみを理解しましょう。卵子が排卵され、精子と受精し、分割が起き、子宮内に着床すると、妊娠成立となります。女性の体は、排卵や子宮内の環境を整える一連のシステムを、毎月行っているのです。そして、妊娠が起こらなかった場合は「月経」として、環境が解消されます。このシステムを司るのがホルモンです。ですから、妊娠する為にはシステムを動かすホルモンの働きが正常であることが必要です。また、卵子に受精する精子も、無事に卵子に到達できるだけの元気が必要です。

女性の不妊は、卵子の成長や排卵に障害がある場合、卵管に障害がある場合、子宮の環境に障害がある場合、子宮頚管に障害がある場合の3つに大きく分類することができます。言い換えればこのうちの一つでも何らかの障害があれば、妊娠はしません。卵子の成長・排卵→精子と受精→分割→子宮内に着床、という妊娠のしくみが成立しないからです。他に、免疫性不妊や原因不明の不妊などもあります。

男性側の不妊原因は、大きく分けて造精機能障害と輸送路通過障害、射精障害の3つが挙げられます。他に、精子の機能に障害が起こる副性機能障害も、最近では多くなっています。男性側の不妊は、単一の原因でというよりは多くの要素が複合している場合が多いとされています。また、以前は泌尿器科での治療でしたが、最近は産婦人科の領域で治療が進められることも多くなっています。

以上のように、不妊の原因は女性側にも男性側にもあることがお分かりいただけたと思います。こうした体の機能上の障害もさることながら、現在では不妊の原因として、生活環境が挙げられます。例えば、セックスレスのご夫婦には、いくら望んでも赤ちゃんはやってきてくれません。また、無理なダイエットなども不妊の原因となりますし、逆に太りすぎていても妊娠力は下がります。偏った食生活や喫煙、冷え性なども妊娠に影響を及ぼします。性感染症も大きな問題になっています。こうした生活環境をよく見直し、不妊の原因となる生活を改めることも、大切な不妊対策です。

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2009年06月05日 17:31に投稿されたエントリーのページです。

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